いつものそこらのどっか

音楽に花束に明日の夢

明日の夢

オタクもすなる日記といふものを、イカゾーもしてみむとてするなり。どうしよう。なんとなくブログを始めたくなったものの、特筆するようなことは持ち合わせていないのだ。そのくせ、カントリー・ガールズの名曲中の名曲の中のワンフレーズをブログタイトルにつけるなどという出過ぎた真似をしてしまった。とはいえ2019年10月現在、私ほど待てないアフターファイブに固執している人間を知らないから良い気もするが。ハロコンでの初披露時カントリーのオタクは沸きに沸きまくっていたし、リリースされた次の日には世界一短いラブロマンス映画とかなんとか言ったブログがバズっていた気がするのに。いやはや、どうして待てないアフターファイブは楽曲大賞を取れなかったんだろう。配信でさえなければ、インストも聞くことができたのに。というかMVを作って欲しかった。まずは売り込んでみよ〜ですよ。話が逸れた。LIFE IS AN EXPERIENS。ここまで書いたけど、いつ改行すべきなんだろう。

 

何故こんなにも人生経験が無いのか。ただただ在宅だからに尽きる。金も時間もなくって、ごめんね?

 

こんなことを言いたくてブログを始めたわけでは無い。ブログでバズりたいとか、fav稼ぎたいとか、そんなことを思っているわけでも無い。(それを狙うなら多分もっと文章を推敲したり、ffを増やしたり、オタクの友達を作るべきだろう。友達、居ない。どうやって友達作ってるんですか?って昔オタクに聞いてみたら、現場で作るんですよと言われて泣いてしまった。コンサートで見知らぬオタクと話せる人間、怖すぎる。話が逸れた。)新メンバー達に興味があるとはいえカントリー・ガールズが解散した後オタクを続けられるか自信がないから、ここで一度振り返って自分の中で消化したい。だからメンバーへの言及はかなり少なく、面白くない文章になると思う。もうこの先読まないで欲しい。

 

 

 

 

私は元々インドシナフリークだ。なんだよそれと思われても仕方ないが、とにかくあの地域が漠然と好きなのだ。この時点でなんとなく察した人もいるかも知れないが、私はBird(トンチャイ・メーキンタイ)経由でBerryz工房を知った。それまでの私はアイドルなんて軟弱で俗っぽい存在は嫌いだったし(その当時の価値観です。)J-POPについては完全に無知で尚且つ意図的に聞くのを避けてきた。

 

でも、I like a picnicを聴いた瞬間に色々な意地やらプライドはどうでも良くなってしまった。なんなんだあの曲は。「紅茶で紅茶でこれ美味いなあ」。衝撃だった。聴き馴染みのある曲を歌っている集団の中の1人が"ももち"なのが驚きで(元々ももちがテレビに出ていたらその番組を見るくらいには興味はあったが)、しかも衣装を着てタイに1人孤軍奮闘する徳永千奈美さんの動画に出会ってしまい、どうしようもなく気になった。

 

しかし、アイドルなんて推したことのない私にはどう"推す"という行為をすれば良いのかわからなかった。公式サイトのプロフィール欄を見て、フルネームで画像検索して、とにかくMVをたくさん見た。好みじゃない曲も義務感で何度も聴き込んだ。ブログとかまとめサイトは知らなかった。というか、読んでもわからないネタが多すぎてすぐに文章情報を漁るのをやめてしまった。2009年〜11年の映像を執拗に見比べて変化にニヤニヤしたり、Berryzタイムスの時のサクラハラクサが一番好きだなとか呟いたり、飼育の過去スレを読み漁ったりしていた。(飼育、閉鎖されてしまいましたね。)そうして、現在進行形のBerryz工房を知るすべを持たなかった私は、そんなことをしている間に彼女らが活動休止したことに気付かなかった。

 

活動休止を知ってからは、Berryz工房を聞くのをやめた。Birdもやめた。「ももち 現在」で調べるのもやめた。これは今でも本当に悔やまれる。カントリー・ガールズの始動に気付けなかったのだ。

 

因みに、これはTwitterでも言及したが、私はこの時点ではまだハロー!プロジェクトという枠組みに気がついていない。幼少期からアイドルや可愛らしいもの、エンタメを避けてきた私は所謂"刷り込み"が薄く、『「日本の未来はwow wow wow wow」って聞いた事はあるけど誰の曲?』くらいの認識だった。つんく♂はダイヤモンド☆ユカイの亜種だと思ってたし。藤原紀香藤本美貴の違いも分かってなかった。(でも大体同じだと思う)

 

カントリー・ガールズを知ったのは2016年。ブギウギLOVEが丁度リリースされた頃に、ついに「ももち 現在」で検索した。PMとしてカントリー・ガールズに在籍していると知ったが、推すほどの熱量は無かった。私が好きな嗣永桃子さんは、あの6人や年上の芸能人から弄られても上手く処理してしかもパフォは格好いい、そんな存在だったからだ。何となく船木結ちゃんが可愛い、小関舞ちゃんと稲場愛香ちゃんもいいな、名前は覚えておくか程度の認識で終わってしまった。

 

2017年2月。友人に「これめっちゃ可愛い、御前の好きなももちじゃね?」と言われピーナッツバタージェリーラブのMVを見せられ、恋に落ちた。どうしようもなくカントリー・ガールズが好きになった。また知らぬ間に稲場愛香さんは卒業し、嗣永桃子の卒業も決まっていてやりきれない気持ちだったけれど、まだギリギリ4ヶ月、やっとファンになれると思った。

 

兼任発表からは記憶がない。あるけど、どう書けば良いのかわからない。ラジオがひな壇への道ばかりなのが悔しくてメールを定期的に送ろうと思ったけど文才とネタが無くて挫折したり、慶應志望にするかちょっと迷ったり、受験が終わったらカントリーの現場全部入ろうと思って控えたら第一志望に落ちたり、第一志望の合格発表の翌日が梁川奈々美さん卒業コンサートだったので現場に行けなかったり、仮面浪人中に活動休止発表があったり、とにかく運が無かった。

 

ファンとしては自業自得で散々な5年間だったけど、でも楽しかった。皆とても魅力的で成長もめざましく、沢山の夢を見せてもらった。「音楽に花束に明日の夢」。彼女達の「明日の夢」に幸あれ。